復活遠し…
エンジンからの異音に遂にキレ、先日メンテに取り組みました。
ターゲットは、カムチェーンテンショナー。
カムチェーンの張りを調整する部品で、これの不具合でガチャガチャなるとのことです。
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カムチェーンとは
エンジンが動くには、ガソリンが空気と混ぜられて燃焼室に送られ、そこで爆発がおき、ピストンが動く必要があります。
ガソリンを空気と混ぜるのはキャブレターです。
その混ぜられた空気(混合気)が、キャブレターから燃焼室に行くのをコントロールしているのが、バルブです。
バルブは、混合気の通り道を塞いでいて、必要なときに開いて燃焼室に混合気を送り込んでいます。
また、爆発した後のガスを排出するのにもバルブが開いて送り出す、という形になっています。
で、このバルブは、何で動くかというと、カムシャフトというもの。
カムが動くことで、バルブが開いたり閉じたりします。
で、このカムを動かすのが、カムチェーンになります。
良く分かりませんよね。。(^^;;
写真で見ても分かりませんが。
要は、エンジンの重要部品。
これがないとエンジンは機能しません。
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で、このカムチェーンはシリンダヘッド内にあります。
バルブクリアランス以上に深く掘り進み、ようやくたどり着いたカムチェーンテンショナー。
一番の問題となっていたのが、カムチェーンテンショナースリッパ、なるもの。
カムチェーンの軌道を調整している部品です。
結構削れてます( ̄Д ̄;;
で、これを交換してみました、、、が。。
組み方を間違えたようで、動かない。。
どうやら、カムシャフトの組み方を180度間違えた模様…( ̄△ ̄;
エンジンが回りませんでした…(w_-; ウゥ・・
結局日没タイムアップで、ダメでしたよ。。(T0T)
しかも、エンジン内部にワッシャを落としてしまい、オイルパン内に行ってしまった模様…
オイル交換もしなきゃいけなくなりました…( ̄~ ̄;)
まぁ、素人メンテなんで、失敗はつき物ですね。。
そんなわけで、まだ休眠中です…
ところで、エンジン開いてみて色々気になってきました。
カムシャフトの磨り減り、燃焼室内のカーボンの蓄積、ピストンリングの磨耗。
これらは腰上OHをしなければならないのですが、実はカムチェーンテンショナーが外せるのなら、あと少しで腰上OHができるシリンダヘッドの取り外しにまでたどり着けます。
さすがに今回は部品が足らず出来ませんが、夏にはやろうかなぁ~
まぁ、取り外せたら出来るってメンテではなく、外してからが問題なんですけどね(^-^;
by crasher_gomes | 2011-04-23 16:14 | 我が鋼鉄の愛馬