突然ですが、、、

自分には、尊敬するスポーツ選手が何人かいます。
その中で、為末大は考え方など、共感する部分が多く、一番好きな人です。

そんな為末大のツイートが物議を醸しているそうです。

「成功者が語る事は、結果を出した事に理由付けしているというのが半分ぐらいだと思う。アスリートもまずその体に生まれるかどうかが99%。そして選ばれた人たちが努力を語る。やればできると成功者は言うけれど、できる体に生まれる事が大前提」

当然のことだと自分は思います。

万人が努力次第でトップアスリートになれるのか?
絶対に無理です。
県大会レベルすら難しいと思います。
何故、日本人は、アジア最速であっても、世界の黒人選手と比べると、圧倒的に劣るのか?
それは、身体の作りが違うからです。
それらは、遺伝子で決まってしまうシビアな話です。
足の長さが、身長が、速筋の割合が、ホルモンの分泌量が、、、それらは生まれる前から遺伝子によってある程度決められてしまっています。
室伏選手がハンマー投げであれだけの成績を収めてきたのは、母親がルーマニア人であることが大きいんです。
そのベースに、膨大な努力量が乗っかったことで、あれだけの記録を作れたんです。

では、何故為末は批判されるのでしょうか?
それは、努力しても無駄だと歪曲している人が多いから。
努力すれば己の限界に挑むことはできる。
でも、努力したからといって、トップに立てるわけではない。
優れた才能があり、同じ努力をしている人には、かなうことはない。
アスリートという、身体能力が結果に大きく結びつくものだからこそ、それはより顕著に現れると思います。


躰道ではどうでしょうか?
やっぱり、勝てる人は才能があると思います。
言われたことをすぐ出来る能力。
真似をする能力。
単純な身体能力。
同じ風に教えても、同じ稽古をさせても、吸収力の違いは必ずあります。
その違いは、やっぱり大きい。
もちろんその上に、人並み外れた努力がなければ、勝てません。
でも、誰でもトップ選手になれるわけではありません。

ただ、躰道とは、武道とは、試合で勝つためにあるのではなく、己を磨くためにあるので、やっぱり努力が一番大事です。
勝つのではなく、克つ。
自分に克つ力を付けることが武道の最大の目標です。
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by crasher_gomes | 2013-10-28 21:12 | 躰道記