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読書

今日、司馬遼太郎著の『竜馬がゆく』を読み終わりました。

いやぁ、良い話でした~(*´ェ`*)

…などと言うより、もうこれは、自分の座右の書です。
これほど心に響く本はないと思います…。

この本(全8巻)を読むのに、約1年かかりました。。
ま、途中読んでいた本がどっかにいって、進まなかった時期が3ヶ月ほどありましたが、それでも9ヶ月もかけて読んだと言うわけです。

普通は、面白い本はすぐ読み終わるものだと思いますが、自分の場合は正反対です。
面白い本ほど、長い時間をかけて読みます。
まぁ、“面白い”をどう捉えるかによりますけどね。
呼んでいる場面場面をイメージしながら、あたかも自分がその場にいるかのように明確にイメージしながら、読み進めます。
更に、少し進んだら、反芻します。
例えば、1巻を読み終えたら2巻にすぐには移らず、しばらく一巻を反芻し、ある程度こなれてきたら、そこから2巻を読み始めます。

加えて、こういった伝記ものはラストが分かっています。
特に坂本竜馬の行く末は、義務教育を受けてきた人間で知らない者はいないぐらい知れ渡っているので、最後の8巻を読むのに3ヶ月はかかりました…。
8巻の中程まで何度読み直したことか…

それを今日、読み終えました。
意を決して読みました。
…しばらくしたら、また1巻から読み始めることでしょう。

因みに…
両親が司馬遼太郎のファンなので、自分σ(・・*)の名前に使ったそうです。


『維新史の奇蹟』と呼ばれた坂本竜馬。
幕末風雲期を治めるために生まれ、大政奉還を成すと共に天命を全うした。
その生涯は綺羅星の如く一瞬の閃光を放ち、見た者の網膜にその姿を焼付け、惜しげもなく天に帰っていった。

『この世に生を得るは、事をなすにあり』
『われ死する時は命を天にかえし、高き官にのぼると思いさだめて死をおそるるなかれ』

自戒の言葉とします。

by crasher_gomes | 2006-02-10 23:59 | ホボニチ