タペット調整に挑戦! のち…orz
だいぶ金が飛んでしまって、チェーン交換を次の給料まで待つことにしました(^^;
で、安くできて気になっていた箇所として、タペットの調整をしました。。
と言っても分かる人なんていないと思うんで説明しますと…
自分の乗っているバイク(VT250 spada)は、名前の通りブイツイン(V-Twin)エンジンになっています。
で、更にもう少し細かく説明しますと、ブイツインエンジンとは、エンジンの形が『V』の字と同じ形で、2気筒(ツイン)のエンジンと言うことです。
でで、この2気筒エンジンには、もちろんそれぞれ2つのピストンがあるわけで、このピストンを動かしてギアを回してバイクが走るわけです。
ででで、この2つあるピストンは、互いにバラバラのタイミングで動くことで、効率よく走ることができるようになっています。
今回やったタペット調整とは、このタイミングがずれてきてしまったのを直すことになります。
そうすることで、アイドリングの安定や加速、最高速の向上につながるわけです。d(@_@)
兆候として、アイドリング時にタンクの下あたりから"カチカチ"と音がしだしたら、調整時期。。
自分のスパーダもだいぶ"カチカチ"うるさいので、調整しようと思いました(^^;
でも、2気筒なんで前後2つあるんですが、前バンクは難しいんで今回は後ろだけです。。
このタペットの調整をするには、エンジンの頭を開かないといけないので、まずはタンクを外します。
タンクを外すには、まずコックを閉めてからシートを外して、タンクの根元についているボルトを外して、写真のようにそこに何かを挟んでタンクを浮かします。
その次は、タンクからガソリンを送るガソリンチューブを外します。
写真にあるのがガソリンコックで、そっから2本のチューブが出てますね。
これを外すんですが、なかなか外れないんですよ…(ーー;)
手前の小さいチューブは、上下左右に動かしながら引っ張っていくと外れますが、大きい方は根元を-ドライバでキコキコ動かしながら引っ張って外します。
これを外すだけで10~20分かかっちゃいました(^^;
で、外したタンクはウェス(布)の上にソッと置いときます。
タンクを外すとエンジンの頭の部分、クランクケースが見えます。
これをオペするので、まずは頭を開きます。
4つのボルトがあるので、8番レンチで外します。
そうすると…
ここで調整していくわけです。
で、どこをやるかというと、→の写真の赤丸部分、上下に並んでいる丸型のものです。
これは左右にあります。
この部分はバネになってまして、写真の右側、影になってる場所の隙間を調整します、多分…(^^;;
まず、バネ(バルブ)を押さえている部分(アジャストスクリュー)を緩めるために、ロックナットをメガネレンチで緩めます。
緩めたら、アジャストスクリューで規定のバルブ隙間になるように調整します。
自分のは隙間が広がってました。
調整が終わったら、今度はケース内の上部にチェーンがありまして、そこにカムスプロケット(チェーンを動かす歯車のこと)があります、写真はありませんが…(-。-;)
このスプロケにある"けがき線"をシリンダヘッド上面と平行にします。
そのために、バイクの右側にある写真のタイミングホールを回します。
これは六角ボルトのキャップで塞いであるので、外して調整します。
これを時計回りに回して、写真のように"T1"マークを上の淵にある切り欠きに合わせます。
そうすると、けがき線が平行になるというわけです。
前バンクを調整する場合は、左にある"T2"マークも使います。
さて、これらを調整し終えた自分は、どうなったかな~(*´∇`*)と思い、クランクケースカバーを閉じていたら!
ネジを切ってしまいました…Σ( ̄ロ ̄lll)
つまりは、密封できなくなっちゃったわけですよ…
つまりは、エンジンを動かすとオイルが漏れる可能性があるわけですよ…
つまりは、乗れないどころかエンジンすら掛けられないわけですよ…
ぐうの音もでませぬ…(-"-;)
ネジを頼もうにも、用品店ではバイクが古すぎで部品番号が分からないと発注できないとのこと…
バイクショップに部品だけお願いするのは気が引けるので、現在部品番号が載っているパーツリストなる物を買おうとヤフオクを散策中…(▼▼ )( ▼▼)どこだ~!!
by crasher_gomes | 2006-03-16 21:38 | 我が鋼鉄の愛馬