佐々木朗希投手、完全試合達成!!(;゚Д゚)
若干20歳ですよ。
槇原が昔やっていたのをTVで見てましたが、あれ以来って。。
これまでのピッチング見ていて、すんごい投手になってきたな、と思ってましたよ。
何よりもコントロールが素晴らしい。
ストレートがビシビシ決まるから、フォークが生きる。
見事なまでの投球をしていて、度肝の抜かれていましたが、まさかパーフェクトゲームとは…(◎_◎;)
彼は「令和の怪物」の異名をとってますが、その名の通りの活躍ですね。
「昭和の怪物」が江川、「平成の怪物」が松坂、そして「令和の怪物」が佐々木朗希。
確かに、間違いない評価です。
いや、彼ら以上のことをやってのけたわけですよ。
13者連続三振、19奪三振と尋常じゃない記録ですよ。
アウトの2/3を三振でのパーフェクトって。。
13者連続三振の時の野手ってどんな気持ちでいたんでしょうね( ゚ ρ ゚ )ボールコネーナー
彼は大船渡高時代に注目を上げてましたが、高校の監督も偉かったですね。
地方予選の決勝で、連投していた佐々木を登板回避し、結局敗退してしまいましたが、あの判断の素晴らしさがこの結果に繋がっていると思います。
今までの日本の野球は、甲子園というものが絶対で、それに対して死に物狂いで取り組むということを何十年としてきました。
そこで活躍し、プロに行くというプロセスがあったわけですが、その裏で故障で潰れていく選手がどれだけいたか。
松坂のような投手は本当に稀有の存在で、それでも30を越えてからは故障続きになっていた現実があります。
逆に甲子園に行けなくて、それでもプロで大活躍選手も実はかなりの数がいます。
落合、黒田、江夏、、、調べると結構な実力者が甲子園に行かずにも素晴らしい成績を残しています。
甲子園で活躍しても、その後大した成績を残さない選手も数多くいます。
高校生の頃の身体と、プロ入りして20代になってからの身体とは大きく違います。
10代後半の骨がまだ柔らかく柔軟性に富んでおり多少の無理も吸収できる身体から、20代は骨格が完成し筋肉の発達がしてくる身体になってきます。
10代の頃の身体の使い方のままプレーしていると、必ず壊れます。
高校時代が人生のベスト、と言うのはあり得ないことで、パフォーマンスは20代半ばが一番上がります。
しかし、甲子園を目標としていると、そこでベストを持ってきてしまうので、それを越える努力ができない。
身体が変わっても、高校時代の物を求めてしまうので、体の変化に気付かずパフォーマンスを上げられない。
藤浪や斎藤佑樹なんかが最もたるところですね。
大船渡高の監督は、佐々木はプロに行って活躍する、という道を見ていたため、決勝で登板回避ということをやってのけていました。
高校野球至上主義者からすると大馬鹿な采配なんでしょうけど、抗議の電話を高校に入れていた人達はこの完全試合を見てどう思ってるんでしょうね?
まだまだ体の線は出来上がってない、これから出来てくるのですが、故障には注意が必要です。
ピッチングフォームを見ていても、まだ肘に無理がかかってきそうに感じるので、疲れてくる後半戦は大事にしてもらいたいですね。
と思ったら、ロッテは1ヶ月間隔で休養をとらせていく、という話が出てました。
先進的な試みですね(*'▽')